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【新入荷】創作版画雑誌『ゆうかり』 『かけた壺』

静岡における創作版画の発展に貢献した版画雑誌『ゆうかり』と、『かけた壺』(※どちらも版画家・山田繁旧蔵)が入荷しました。
 
『ゆうかり』(1931~1935/童土社)
昭和3-4年頃の静岡では、小川龍彦の『まるめろ』や、仲村岳の『有加利樹』(その後『再刊 有加利樹』)などの版画誌が作られていました。当時・中学生だった栗山茂が、二人と知り合い、版画展覧会を企図して童土社を立ち上げます。その後、童土創作版画展開催を経て、栗山が中学の卒業記念として同級生らと創刊した『艸笛』と、先の『まるめろ』と『再刊 有加利樹』が統合され、版画と文芸の雑誌『ゆうかり』が創刊。小川龍彦、栗山茂、中川雄太郎らが編集をつとめ、昭和6年の創刊号から、昭和10年の30号まで発行され、静岡における創作版画の発展に大きな足跡を残しました。
 

ゆうかり 第8号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第8号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第9号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第9号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第10号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第10号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第11号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第11号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第12号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第12号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第13号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第13号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第14号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第14号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第17号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第17号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第20号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第20号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第23号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第23号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第25号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第25号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第26号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第26号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第27号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第27号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第29号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第29号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第29号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第29号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第30号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第30号 / 小川龍彦編

 

ゆうかり 第30号 / 小川龍彦編
ゆうかり 第30号 / 小川龍彦編

 
『かけた壺』(1930~1934/龍南芸術研究会文学部→16号より同美術部)
静岡の郷土研究や詩、戯曲などを掲載した文芸同人誌として創刊され、16号(昭和7年)で一度休刊。再刊した17号(昭和8年)からは、”BLOCK CUT MAGAZINE”と表紙に謳い、版画集として発行されました。編集は創刊号より中川雄太郎が担当しており、中川が雑誌『ゆうかり』の編集を引き受けたのと同時期の23号(昭和9年)を以って終刊となり、『ゆうかり』に合流しました。

かけた壺 第15号(第3巻1号) / 中川雄太郎編
かけた壺 第15号(第3巻1号) / 中川雄太郎編

 

かけた壺 第16号 / 中川雄太郎編
かけた壺 第16号 / 中川雄太郎編

 

かけた壺 第18号 / 中川雄太郎編
かけた壺 第18号 / 中川雄太郎編

 

かけた壺 第20号 / 中川雄太郎編
かけた壺 第20号 / 中川雄太郎編

 

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