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【新入荷】葛飾北斎画「絵本漢楚軍談」 他

浮世絵師・葛飾北斎画の和本、高橋幸彦の油彩画、川合修二の香合が入荷しました。

北斎「訂正補刻 絵本漢楚軍談」
北斎「訂正補刻 絵本漢楚軍談」
訂正補刻 絵本漢楚軍談 / 北斎画

 

高橋幸彦「自筆画 赤い帽子」
自筆画 赤い帽子 / 高橋幸彦

 

川合修二「香合」
香合 / 川合修二

【新入荷】日本浮世絵協会会誌 浮世絵芸術

浮世絵芸術

日本浮世絵協会(日本浮世絵学会)の会誌、「浮世絵芸術」がまとまって入荷しました。
今回入荷したものの他に在庫しているものもありますので、オンラインストアで検索してみてください。

浮世絵芸術 第18号 広重特輯

浮世絵芸術 第19号

浮世絵芸術 第20号

浮世絵芸術 第21号 富山の浮世絵特集

浮世絵芸術 第22号

浮世絵芸術 第23号 橋口五葉五十年記念展 大正の女特集

浮世絵芸術 第24号

浮世絵芸術 第25号

浮世絵芸術 第26号 三井コレクション 春信特集

浮世絵芸術 第27号

浮世絵芸術 第29号

浮世絵芸術 第30号

浮世絵芸術 第31号

浮世絵芸術 第32号

浮世絵芸術 第33号 在外浮世絵版画特集 写楽

浮世絵芸術 第34号 在外浮世絵版画特集 北斎

浮世絵芸術 第35号

浮世絵芸術 第36号

浮世絵芸術 第37号 在外浮世絵版画特集 清長

浮世絵芸術 第38号 ベルリン国立博物館東洋美術館特集

浮世絵芸術 第39号

浮世絵芸術 第40号

浮世絵芸術 第41号

浮世絵芸術 第42号

浮世絵芸術 第43号

浮世絵芸術 第44号 在外浮世絵版画特集 歌麿

浮世絵芸術 第45号

浮世絵芸術 第46号

浮世絵芸術 第47号

浮世絵芸術 第48号

浮世絵芸術 第49号

浮世絵芸術 第50号 現代版画特集

浮世絵芸術 第51号

浮世絵芸術 第52号

浮世絵芸術 第53号

浮世絵芸術 第54号

浮世絵芸術 第55号

浮世絵芸術 第56号 太田記念美術館特集

浮世絵芸術 第57号

浮世絵芸術 第58号

浮世絵芸術 第59号

浮世絵芸術 第60号

浮世絵芸術 第61号

浮世絵芸術 第62号

浮世絵芸術 第63号

浮世絵芸術 第64号

浮世絵芸術 第65号

浮世絵芸術 第66号

浮世絵芸術 第67号

浮世絵芸術 第82号

浮世絵芸術 第83号

浮世絵芸術 第84号

浮世絵芸術 第85号

浮世絵芸術 第86号

浮世絵芸術 第87号

浮世絵芸術 第88号

浮世絵芸術 第89号

浮世絵芸術 第90号

浮世絵芸術 第91号

浮世絵芸術 第92号

浮世絵芸術 第93号

浮世絵芸術 第94号

浮世絵芸術 第95号

浮世絵芸術 第96号

浮世絵芸術 第97号

浮世絵芸術 第98号

浮世絵芸術 第99号

浮世絵芸術 第100号

浮世絵芸術 第101号

浮世絵芸術 第103号

浮世絵芸術 第104号

浮世絵芸術 第106号

浮世絵芸術 第102号

浮世絵芸術 第105号

浮世絵芸術 第107号

浮世絵芸術 第108号

浮世絵芸術 第109号

浮世絵芸術 第110号

浮世絵芸術 第111号

浮世絵芸術 第112号 役者絵特集号(1)

浮世絵芸術 第113号 役者絵特集(2)

浮世絵芸術 第114号 役者絵特集号(3)

浮世絵芸術 第115号

浮世絵芸術 第116号

浮世絵芸術 第117号

浮世絵芸術 第118号

浮世絵芸術 第119号

浮世絵芸術 第120号

浮世絵芸術 第121号

浮世絵芸術 第122号

浮世絵芸術 第123号

浮世絵芸術 第124号

浮世絵芸術 第125号

浮世絵芸術 第126号

浮世絵芸術 第127号

浮世絵芸術 第128号

【新入荷】福井良之助孔版画

昭和を代表する洋画家であり版画家である福井良之助孔版画が入荷しました。

福井良之助 孔版画
孔版画 / 福井良之助

福井良之助は大正12年(1923)東京都生まれ。昭和61年(1986)歿。東京美術学校卒。
舞妓の横顔や美しい心象風景を、特徴的なセピア色のマチエールで描いた叙情的な作品で知られています。
油彩にも優れた作品を多く残していますが、その画業がより高く評価されているのは昭和30年から昭和42年頃までの約10年間に集中して制作された孔版画作品です。
孔版とは謄写版、いわゆる“ガリ版”と呼ばれるもので、ヤスリ板の上に置いたロウひき原紙に鉄筆で描いて版を作る技法で、当時は学校などで配布するプリントなどを刷るものとして使われていました。
福井は印刷業を営んでいた義兄からの依頼で制作したのをきっかけに、芸術表現の技法として顧みられることのなかった孔版技法の探求に邁進していきます。
そして、あらゆる手法を用いてつくられた繊細緻密な原紙(版)を、幾重にも重ねて描かれたそれは、孔版画をまったく新たな表現方法として生まれ変わらせ、晩年に福井自身が、「当時のような孔版制作はできない」と漏らしていたように、多大な集中力と溢れるイマジネーション、それを支える体力が合致して生まれた前人未到の作品でした。
福井良之助

【新入荷】井上有一「写経 妙音観世音」 

日本を代表する書家、井上有一自筆の写経が入荷しました。

井上有一「写経 妙音観世音」
写経 妙音観世音 / 井上有一

井上有一は大正5年(1916)東京生まれ。
書家の上田桑鳩(うえだそうきゅう)に師事しながら、美術の抽象表現主義に呼応し、大胆な造形性を持つ「一文字書」という独自の書空間を創りあげました。
優れた造形感覚を示し、書・絵画の両面で高い評価を受けた作品は、イサム・ノグチやフランツ・クラインらにも大きな影響を与えています。
昭和60年(1985)歿。

【新入荷】荒川修作 柿崎兆作品、草間彌生 舟越保武 荻須高徳他美術書多数

「図式絵画」や「意味のメカニズム」で世界的な注目を浴びたアーティスト・荒川修作と、木版画家・柿崎兆の作品が入荷しました。

荒川修作「Still life (静物)」
Still life (静物) / 荒川修作

 

柿崎兆「むかご」
むかご / 柿崎兆

 


草間彌生、舟越保武、荻須高徳、棟方志功、河井寛次郎などの美術書が入荷しました。

[英]草間彌生

舟越保武作品集

荻須高徳リトグラフ・タピスリー 1967ー86

木喰仏 / 寺島郁雄写真 矢島新解説

祈りの人 棟方志功 / 宇賀田達雄

六十年前の今 / 河井寛次郎著 日本民藝館監修

十一の少年、一の少女 / 棚田康司

松浦安弘作品集 1950-1996

土と炎 転生の妙 神埼紫峰陶芸展

特別展 東アジアの仏たち

掛井五郎展 北に東に/掛井五郎展 2冊

[英]ポール・ランド / スティーブン・ヘラー著

井手則雄 / 八鍬瑞子編

スーパーフラット / 村上隆編

木梨憲武 色の世界

SPOT / 木梨憲武

よみがえる幻の染色 出雲藍板締めの世界とその系譜

永井荷風と東京

求美の使途 田中忠雄展

北斎の狂歌絵本 / 永田生慈監修・解説

物語絵(サントリー美術館)

特別展 日本仏教美術名宝展 奈良国立博物館開館百年記念

エドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーション / 内田市五郎編著

日本の佛教版画 祈りと護りの世界 / 三井淳生編著

没後100年記念 ヴィクトリア&アルバート美術館所蔵 オーブリー・ビアズリー展

サージェント展(新宿伊勢丹美術館)

ドラクロワとフランス・ロマン主義

梶田半古の世界展

京都画壇の巨匠 竹内栖鳳展

江戸から東京へ 小林清親展

川瀬巴水 栃木からの旅路

秘蔵 樋口弘コレクション 江戸・東京モダン 浮世絵に見る幕末・明治期の世相

慶應義塾所蔵 高橋誠一郎コレクション 浮世絵名品展

日本美術院百年史 1巻(資料編/図版編揃)

草原の王朝 契丹 美しき3人のプリンセス

特別展 インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン

ヨロヨロン 束芋

増補新版 銅版画のマチエール / 駒井哲郎

パリの版画工房 思い出に刻まれた芸術家たち / フェルナン・ムルロ著/益田佑作訳

版画の技法 / 吉田穂高/駒井哲郎/利根山光人/福井良之助

版画家として スペインで考えたことなど / 前田藤四郎

初歩からの木版画 彫り・摺りの技法入門 / 林和一

ふくろう版画 雑記帖 / 杉見徳明

モダンデザインの父 ウィリアム・モリス

オルセー美術館展 パリのアール・ヌーヴォー 19世紀末の華麗な技と工芸

1900年 時代を生んだガラスの詩人 / 田口東孝

木の民芸 日常雑器に見る手づくりの美 / 池田三四郎

石の民芸 身のまわりにある石工品の美 / 池田三四郎

見捨てがたきもの 身辺の雑器 / 秦秀雄

木下晋画文集 祈りの心

月岡芳年の月百姿 日本浮世絵博物館コレクション(1) / 日本浮世絵博物館/日本浮世絵学会監修

みづゑ 816号 特集:ウィリアム・ブレイク

【新入荷】細江英公 土田ヒロミ 川内倫子 上田義彦 鈴木理策 他写真関係書籍

細江英公 展覧会のための写真集「抱擁」と「薔薇刑」

人間写真集 死の灰 / 細江英公

写真絵本 花泥棒 / 細江英公(写真),鴨井洋子(人形),早坂類(詩)

写真集 死小説 / 荒木経惟

新・砂を数える / 土田ヒロミ

増補改訂 俗神 / 土田ヒロミ

写真集 ベルリンウォール / 土田ヒロミ

土田ヒロミのニッポン 都市化・バブル・新世紀・まつり・ヒロシマに見る時代と人々

写真集 イルミナンス / 川内倫子

写真集 うたたね / 川内倫子

写真集 アイーラ / 川内倫子

ネンド ゴースト シャドウズ / 佐藤オオキ,樋口兼一(写真)

写真集 パイルズ・オブ・タイム / 鈴木理策

[英]写真集 Into The Silent Land / 上田義彦(写真),都築響一編,葛西薫(デザイン)

写真集 フランク・ミューラー / 上田義彦

写真集 PHOTOGRAPHS / 上田義彦(写真),山形李央(装)

[英]浅草ポートレイト / 鬼海弘雄

写真集 インナー パサージュ / 石塚元太良

写真集 ロックス/東京 No.7 / 林文浩監修

世界の若手写真家 BEST50 日本語版 / ウィリアム・A・アーウィング,ナタリー・ヘルシュドルファー,小林美香訳

写真集 not six / 長島有里枝

やなぎみわ 無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語

写真集 バネパ ネパール 邂逅の街 / 公文健太郎

東京スタイル / 都築響一

写真集 スモーク ライン / 津田直

写真集 わからない / 佐内正史

デイジー バルーン / 細貝里枝/河田孝志

古屋誠一 メモワール

写真集 サイレンス / 中村紋子

写真集 ULTRA / 中里和人

写真集 THE VOID / 石川直樹

畠山直哉展 ナチュラル・ストーリーズ

FORM-SCENERY SEEN THROUGH BONSAI 盆栽写真 / 大和田良

ベンジャミン・リー写真展 彫刻家 佐藤忠良の世界

【新入荷】平野遼 油彩画

洋画家・平野遼の油彩画「N氏像」が入荷しました。
20号サイズの大きな作品です。
平野遼 油彩画「N氏像」

昭和2年(1927)北九州市に生まれた平野遼は、少年時代を戦時中に過ごし、成人間近に終戦を迎えました。
国家権力に抑圧されていた人々が、解放され自由になる様を目の当たりにした平野は、一貫して“人間”という存在そのものをモチーフに作品を描き続けました。
ジャコメッティを想起させる細い線で描かれた作品は、孤独や苦しみに、希望さえかかえる根本的かつ普遍的な人間の姿を描き出しています。

平野遼

【新入荷】柄澤齊 川西英 山藤章二 岩田専太郎 芸艸堂木版画集

柄澤齊川西英、山藤章二の木版画に、岩田専太郎の自筆挿絵、芸艸堂の木版画集が入荷しました。

鯤 / 柄澤齊
鯤 / 柄澤齊

 

菖蒲(仮題) / 川西英
菖蒲(仮題) / 川西英

 

名人六花撰 桂三木助 / 山藤章二
名人六花撰 桂三木助 / 山藤章二

 

自筆挿絵 / 岩田専太郎
自筆挿絵 / 岩田専太郎

 

新様三十六華選 上下巻 / 都路岵陽画
新様三十六華選 上下巻 / 都路岵陽画

 

花詩集『紋様の巻』 上・中・下巻 / 河原崎奨堂画
花詩集『紋様の巻』 上・中・下巻 / 河原崎奨堂画

 

花づくし / 古谷紅鱗画
花づくし / 古谷紅鱗画

【新入荷】井上有一 中川一政 ピカソ マティス 李禹煥 他美術書多数

日本を代表する書家・井上有一の作品集をはじめ、中川一政ピカソマティス李禹煥(リ・ウーファン)、アール・ヌーヴォーなどの美術書籍が多数入荷しました。

作品集 鷹 / 井上有一書 大岡昇平小説

井上有一小品集 俎 1955-1978

[英]ピカソ / BRIGITTE LEAL,CHRISTINE PIOT,MARIE LAURE BERNADAC

[英]パブロ・ピカソ 挿絵本レゾネ / PATRICK CRAMER編

[仏]ピカソ版画・陶器作品集 全4冊 / Georges Bloch(ブロック編)

[仏]ピカソのキュビスム カタログレゾネ 1907-1916 / Pierre Daix,Joan Rosselet

[英]モロッコのマティス / Jack Cowart,Pierre Schneider,John Elderfield他

マティス デッサン 1936 (全2冊) / クリスティアン・ゼルヴォス著 トリスタン・ツァラ詩 小倉正史訳

[英]アール・ヌーヴォー 1890-1914 / Paul Greenhalgh

[英]アール・ヌーヴォーの秘宝 / Michel Draguet

書の本 中川一政

中川一政画集

武井武雄燈籠戯画

体験的デザイン史 / 山名文夫

美術関係雑誌目次総覧 明治・大正・昭和戦前篇 全4冊 / 小林忠編

馬鹿一の一生 原稿複製版 / 武者小路実篤

李禹煥全版画展 1970-1998 / 浅倉祐一朗編

長谷川潔版画作品集 / 京都国立近代美術館監修

萩原英雄 木版画作品総目録Vol.2

田中一村 新たなる全貌

没後40年 レオナール・フジタ展

生誕120年 パリを魅了した異邦人 藤田嗣治展

小山田二郎展(小田急美術館)

没後10年 生命の根源を求めて 須田剋太展

智積院講堂襖絵完成記念 田渕俊夫展

冨安昌也展(豊橋市美術博物館)

芹沢銈介の造形 色と模様

生誕120年記念展 初代龍村平蔵 織の世界

菅木志雄 菅木志雄展報告書 菅木志雄展展示記録(1997-98) 全3冊

森万里子 ピュアランド

浅井忠 高野コレクション特別出品

もう一つの眼 芸術エッセイ集 / 高田博厚

開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」(東京国立博物館)

少し前になりますが、上野の東京国立博物館(トーハク)で、明後日5/18(日)まで開催されている特別展「栄西と建仁寺」をみてきました。

開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」(東京国立博物館)

 

ちなみに本館では、こちらも5/18(日)まで開催されている「キトラ古墳壁画」展の長蛇の列が!
両方観たかったのですが、60分待ちということで断念しました(T-T)

東京国立博物館・本館

平成館の方はご覧のとおり待つことなく入場出来ました(^^

東京国立博物館・平成館

 

今回の展覧会は、京都最古の禅寺「建仁寺」を開いた栄西禅師の800年遠忌にあたり、ゆかりのある貴重な宝物を一堂に集めたものです。

伊藤若冲や長谷川等伯、曾我蕭白、白隠の絵画や茶器、書、栄西はじめゆかりの僧たちの坐像など国宝・重要文化財などが多数含まれるすごいラインナップヽ(`Д´)ノ
そんな中でもやはり注目は、俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」。
会場では〆とばかりに最後183点目に圧倒的な存在感で展示されています!

ちなみに図録でも表紙・裏表紙に風神と雷神が。
開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」図録

展覧会の開催されている特別展示室から少し離れていますが、本館7室では尾形光琳が模写した「風神雷神図屏風」をみることができます。
比べてみると宗達の風神雷神のもつ臨場感、躍動感がより強く感じられるのではないでしょうか。

尾形光琳「風神雷神図屏風」

 

個人的により印象に残ったのはもう一つの注目作、海北友松の「雲龍図」(重要文化財)。
全8幅の巨大な襖絵で、展示室の中央にある椅子に座って観ると、視界いっぱいに広がる圧倒的な迫力が堪能出来ました(´∀`)
海北友松の作品は雲龍図含め5点と、さらに先ほどの尾形光琳「風神雷神図屏風」と共に「琴棋書画図屏風」、「山水図屏風」が展示されているので、その墨画の力強い筆致をみてみてください!
尚、私が行った時は雲龍図全8幅が展示されていたのですが、現在は右4幅のみの展示だそうです(´・_・`)

海北友松「雲龍図」

見所満載なので私は初めから順路通り一点一点みていったのですが、点数が多いので先にみたいと思っているものからみるべきでした(^_^;)
特に入口近くは大きなものが少ないためか、かなり混雑していたので、第2章から先にみてみるのも良いのではないかと思います。
何度も言って恐縮ですが、凄いものばかりなので是非行ってみてください!!

written by Teru
 
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開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」(→公式サイト

会期2014年3月25日(火)~ 2014年5月18日(日)
毎週月曜日休館 開館時間9:30~17:00 ※土・日・祝休日は18:00まで
東京国立博物館 平成館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
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特別展 ねこ・猫・ネコ(渋谷区立松濤美術館)

GW中に改装工事の終わった渋谷区立松濤美術館で開催されている特別展「ねこ・猫・ネコ」を観てきました♪

リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」渋谷区立松濤美術館

リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」渋谷区立松濤美術館

今回の展覧会では、現像した猫の写真をもっていくと2割引で入場できる“私の愛する猫たち(ネコ割)”が行われているので、第1、第2会場それぞれエレベーター前の大きなパネルに皆さんの撮った沢山の猫写真が貼られていました。
色々な猫の表情が撮られていて楽しいですね(^^

第1会場では古代エジプト王朝時代の猫のブロンズの展示から始まって、江戸時代の日本画、夏目漱石の墨画、黒田清輝・猪熊弦一郎・の油彩、朝倉文夫や石井鶴三の彫刻、小林清親の浮世絵など41点が、第2会場では美女と猫の相似性に注目した江戸時代の肉筆浮世絵から牧野邦夫の油彩画までの14点と、中国・朝鮮絵画の猫、中島千波の新作(?)などが展示されていました。
ちなみに個人的に気になっていた藤田嗣治、柴田是真、司馬江漢の作品は前期のみの展示でした(T_T)

色々な作品を見て、やっぱり犬と同じで猫も寝姿が一番かわいいと思ってしまいました(愛猫家の方と異なるかもしれませんが ^^;)
以前話題になったねこ鍋もそうですが、丸くなって眠る背中から尻尾にかけての曲線がたまりませんね~(´∀`)

展覧会でも猫は“寝子”に通づるということで、第三章で眠る猫を取り上げています。
そんな中で気になったのが、朝倉平八の「親子猫」(昭和10年/ブロンズ)。
親子で眠る猫たちのまるで混じり合っているような一体感!まるで生きて寝息を立てているような感覚がしました。
別章の展示でしたが、千草掃雲の「木蔭」(大正11年/紙本着彩)も春の陽気に包まれながら木蔭でのんびり眠る猫が何とも愛らしかったですし、堂本印象の「春」(昭和2年/紙本着彩)に描かれた少女の膝の上で眠っている白い仔猫もフワフワとやわらかな毛並みが感じられていいですね。

猫好きの方は是非行ってみられては如何でしょうか。

リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」図録

 

最後に、猫もすごく可愛いですけど、やっぱり私は犬が好き!
ということで、松濤美術館さんには是非とも「いぬ・犬・イヌ」展もご検討していただきたいですヽ(`Д´)ノ

written by Teru

 

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渋谷区立松濤美術館
リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」(→公式サイト

会期2014年4月5日(土)~ 2014年5月18日(日)
毎週月曜日休館 開館時間10:00 ~ 18:00 金曜日は19:00まで
〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
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【新入荷】筧本生 織田廣喜油彩画、美術書多数

筧本生織田廣喜の油彩画に「富嶽三十六景」の復刻版揃い、さらに洋書や展覧会図録など美術書が多数入荷しました。

筧本生「自筆画 旗を仕舞うビーチボーイ」
筧本生「自筆画 旗を仕舞うビーチボーイ」

 

織田廣喜「自筆画 モンマルトル星月夜」
織田廣喜「自筆画 モンマルトル星月夜」

 

北斎「冨嶽三十六景 【復刻版】」
北斎「冨嶽三十六景 【復刻版】」

 

 

マティス ニースにて 1917-1954 / グザヴィエ・ジラール著/嘉門安雄監修

アンリ・マチスの「誕生」 画家と美術評論の関係の解明 / 大久保恭子

マチス展記念出版 アンリ・マチス

マチスの肖像 / ハイデン・ヘレーラ著/天野知香訳

マティスとピカソ 芸術家の友情 / フランソワーズ・ジロー著/野中邦子訳

[西]ピカソと音楽 / FEDERICO SOPENA IBANEZ

[仏]ピカソ カタログレゾネ 1900-1906 青の時代 バラ色の時代 / Pierre Daix/Georges Boudaille/Joan Rosselet

[英]ピサロ 生涯と芸術 / RALPH E.SHIKES AND PAULA HARPER

[英]アール・ヌーヴォー / MARIA COSTANTINO

[英]アールヌーヴォーの家具 / CARL BENNO HELLER

[英]畦地梅太郎 / OLIVER STATLER

アンドレ・ボーシャン いのちの輝き

青木繁と近代日本のロマンティシズム

中川一政生涯展

奄美を描いた画家 田中一村展

江戸の絵師 雪旦・雪堤 その知られざる世界

パリのエスプリ 佐伯祐三と佐野繁次郎展

幻想のコレクション 芝川照吉 劉生、達吉、柏亭らを支えたもう一つの美術史

与勇輝 人形芸術の世界 パリ・バカラ美術館開催記念展

山種美術館所蔵 奥村土牛作品集

川添泰宏展 視覚のユートピアを求めて

畦地梅太郎展

近代洋画の開拓者 高橋由一

水から生まれる絵 堀井英男の版画と水彩

志賀直哉の空想美術館 文豪と美の交遊

華と祈り 近藤弘明展

光悦と宗達

生誕90年記念 木村荘八展

不熟の天才 菱田春草展

失われし心への旅 斎藤真一展

生誕100年記念特別展 書の巨人 西川寧

生誕100年記念 三岸節子展 永遠の花を求めて

生誕百年記念 木内克のすべて 生命とロマンの交響

菅井汲展(東京都現代美術館)

対決 巨匠たちの日本美術展 創刊記念:「國華」120周年 朝日新聞130周年特別展

海老原喜之助展 その生涯と作品

諏訪直樹作品集 1976-1990

椿椿山展(田原町博物館)

若冲と琳派 きらめく日本の美 細見美術館コレクションより

舟越桂展 1980-2003

戸張孤雁と大正期の彫刻

没後50年 横山大観 新たなる伝説へ

生誕80年記念 絵の詩人 谷内六郎の世界展 忘れ得ぬこころの風景

石川寒巌 作品目録

気まぐれ美術館―洲之内徹と日本の近代美術

伊原宇三郎展 生誕百年を記念して

プライスコレクション 若冲と江戸絵画

横山操展(東京国立近代美術館)

大正リアリズムを描く 河野通勢展

瑛九とその仲間たち展

没後30年 香月泰男展 〈私の〉シベリア、そして〈私の〉地球

日本の版画 / 徳力富吉郎

特別展 円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦

「回想の江戸・東京」展

回想の江戸・東京 II

岡倉天心とボストン美術館

画家と旅 描かれた自然 II

吹田文明展 華麗なる木版画の世界

薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち

麻生三郎展 1934-1979

日本博物学事始 描かれた自然 I

中里斉 モダニズム・ニューヨーク 原風景・町田

美の遍路 / 萩原英雄

また来ん春・・・ / 中原中也詩/清宮質文画

版画家名覧 明治末・大正・昭和 / 樋口良一編

眼の快楽 / 中村真一郎

新選 名嘉睦稔木版画集

恩地孝四郎 色と形の詩人

芹沢銈介 作品とコレクション 全2冊

芹沢銈介美術館 作品とコレクション

うつのみや №17 川上澄生追悼号

川上澄生 詩と絵の世界 / 鹿沼市立川上澄生美術館編

木版画の詩人 川上澄生の世界

近代版画にみる東京 うつりゆく風景

江南史朗木版画集 昭和初期の東京風景と郷土玩具

アート・トップ №146 特集:橋口五葉 果たしえぬ夢

小川芋銭展(東京国立近代美術館)

須田剋太 「街道をゆく」とその周辺

ほとばしる生命 画業50年 須田剋太展

生誕100年 漂泊の俳人 種田山頭火展

山頭火の世界展

パリ展帰国記念 小倉遊亀展

長沢英俊 天使の影

やないづ町立 斎藤清美術館

福島県の会津に行ったので、柳津町にあるやないづ町立斎藤清美術館に立ち寄ってきました(^^

場所はこちら↓

こちらが斎藤清美術館!
やないづ町立 斎藤清美術館

扉を通ると受付とミュージアムショップが。
やないづ町立 斎藤清美術館

廊下はスロープになっていまして、右側にはライブラリーと視聴コーナーが。
突き当たると正面が多目的ホール、左側は常設展示がされている第1展示室、右側は企画展がされている第2展示室があります。
やないづ町立 斎藤清美術館

やないづ町立 斎藤清美術館

多目的ホールは眺めが良かったです♪
やないづ町立 斎藤清美術館

第2展示室で開催されていた企画展は「斎藤清 美しきかな鎌倉-らんまんの桜、潤いの紫陽花-」。
斎藤清が約20年過ごした鎌倉を描いた作品の展示でした。
斎藤清×鎌倉(斎藤清美術館)

観覧者同士でいろいろ感想を言い合えるようなアット・ホームな雰囲気のある美術館でした (´∀`)
欲を言えばもう少し点数が観たかったです。慈愛とか、慈愛とか、慈愛とか・・・ ※常設展示になかったので(^^;)

 

折角柳津まで来たので、福満虚空蔵尊円蔵寺へお参りをしてきました。
ちなみに橋の向こうに見えるのが円蔵寺です。
福満虚空藏尊圓藏寺

実際に目の当たりにすると1200年もの歴史があるというだけにお寺の風格がすごいですねヽ(`Д´)ノ
福満虚空藏尊圓藏寺

すごい場所に建っているものですね。
福満虚空藏尊圓藏寺

丑寅年の守り本尊ということで、境内には皆さんが撫でていく開運撫牛が!
開運撫牛

開運撫牛がもう一体!他にも大きな赤べこがいました~。
開運撫牛

少し離れた場所にある奥之院には重要文化財に指定されている弁天堂が。
奥之院弁天堂

丑寅年の身内が多いので、しっかりお参りしておきました(^^)

福島に行かれることがあれば柳津に立ち寄られてみては如何でしょうか~

written by Teru

那珂川町馬頭広重美術館

休みを利用して、以前から気になっていた栃木県にある那珂川町馬頭広重美術館へ行ってきました♪

ちなみに目黒からは車で約3時間ほどかかりました(^^;)

 

こちらが那珂川町馬頭広重美術館!
設計はGINZA KABUKIZAや根津美術館などで知られる建築家・隈研吾氏です。

那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町馬頭広重美術館

平屋の建物を覆う地元の八溝杉で作られた格子が隈研吾らしい雰囲気ですね(*^-^)
平成12年(2000)に建てられているので外側の格子は杉らしい素敵な風合いがでていました。

那珂川町馬頭広重美術館

正面から見て右側が展示エリア、左側が食事のできるギャラリー&カフェ JOZO CAFE 雪月花 by HARUKOMAYA。
その間を抜けると素敵な庭が広がってます。

那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町馬頭広重美術館

アプローチの格子から覗く庭がまた素敵ですね。

那珂川町馬頭広重美術館

エントランスにはミュージアムショップと休憩スペースが。

那珂川町馬頭広重美術館

烏山和紙が貼られた障子のような壁は、中の照明のやわらかい光がいい感じです。

那珂川町馬頭広重美術館

今回展示されていたのは広重の「名所江戸百景」。
現在の地図とそこで撮った写真と合わせて展示されているので、知っている場所だと色々話が弾んで楽しいですね♪

名所江戸百景展(那珂川町馬頭広重美術館)

 

展示を観た後はJOZO CAFE 雪月花 by HARUKOMAYAで昼食を。

那珂川町馬頭広重美術館

ごぼう天そばを美味しくいただきました (´∀`)

ごぼう天そば

 

展示だけでなく、美術館とその周辺も含めて、とても素敵な空間でした。
片道3時間の価値は十分あったと思います(o^-^)b

written by Teru

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那珂川町馬頭広重美術館

毎週月曜日休館 開館時間9:30 ~ 17:00
〒324-0613 栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
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