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浮世絵

安治(探景) Yasuji,Tankei

安治(探景)

元治元年<1864>-明治22年<1889>
明治初期に活躍した夭折の浮世絵師。幼名は安治郎。別号に探景、安次、安二、安はる。初めは月岡芳年の門人となり、明治11年(1878)頃より小林清親の門人となりました。明治13年(1880)から作画活動を開始し、版元松木平吉より「新吉原夜桜景」「代官町之景」を、版元福田熊次郎より「浅草橋夕景」を出版。特に松木平吉には気に入られており、“探景”の号も松木が名付けました。翌年には、非常に完成度の高い代表作「蠣殻町川岸の図」が発表され、安治がいかに早熟であったかが窺えます。
また同じ年に、没年まで描き続けた「東京新画名所図解」の制作も開始しました。後に教育画や歴史画、風俗画、さらには憲法発布に関する作品も手掛けましたが、やはり清親以上に西洋的で清新な感覚の風景画が高く評価されています。絵師として順風満帆で、私生活でも結婚を控えていた矢先に、脚気衝心により早世しました。

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