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チューリヒ美術館展(国立新美術館)

チューリヒ美術館展(国立新美術館)

本日より国立新美術館で始まったチューリヒ美術館展に行ってきました。

セガンティーニから始まり、ホドラー、ヴァロットン、ジャコメッティらスイスゆかりの芸術家の作品群と、特定の美術運動(表現主義、フォーヴィスム、シュルレアリスムなど)を特集したエリアが交互に展示される独特の構造になっています。

最初にセガンティーニの作品2点を見て、次のエリアに行くと、もうそこには今回の展示の目玉というべきモネの「睡蓮の池、夕暮れ」があります。
縦が2m、幅が6mにも及ぶ大作で、チラシなどでは抽象画のような印象を持っていましたが、目の前で見ると、正しく睡蓮でした!
印刷物などでは少し沈んだ色調でしたが、実際にはずっと明るい光を感じる作品なので、かなり異なる印象を受けるのではないでしょうか(´∀`)

その他にはホドラー、ヴァロットン、シャガール、そして最後に展示されていたジャコメッティが印象的。
特にホドラー、ヴァロットンはあまり実際の作品を見たことがなかったので、その画面の構成力にただただ圧倒されました(*゚∀゚)

チューリヒ美術館展図録
図録は図版も大きく、作品解説も読み応えがあってオススメです。

国立新美術館では10/20(月)まで、印象派を特集した“オルセー美術館展”も開催されているので、こちらと合わせて見ると、普段は別々の場所にある名画が一気に堪能できて贅沢ですね~(≧o≦)

written by Teru

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国立新美術館
「チューリヒ美術館展」(→公式サイト

会期2014年9月25日(水)~ 2014年12月15日(月)
毎週火曜日休館 開館時間10:00 ~ 18:00(金曜は10:00 ~ 20:00)
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
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