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【新入荷】麻田浩 門田奈々自筆画

洋画家・麻田浩と、イラストレーターとしても活躍する現代アーティスト・門田奈々の自筆画が入荷しました。

 

自筆画 / 麻田浩
麻田浩「自筆画」

日本画家・麻田辨自を父に、麻田鷹司を兄に持つ麻田浩は、昭和6年(1931)京都に生まれ、昭和46年から昭和57年まではパリを拠点に活動し、サロン・ドートンヌ会員に推挙される等、絵画・版画共に高い評価を受けました。
帰国後は京都龍安寺にアトリエを構え、新制作展等で活躍しましたが、平成9年アトリエで自ら命を絶ちました。
緻密で繊細なタッチで描かれた詩的で静謐な心象風景からは、麻田の絵画に込めた深い精神性を感じずにはいられません。

麻田浩

 

 

自筆画 紅白椿 / 門田奈々
門田奈々「自筆画 紅白椿」

門田奈々は昭和55年(1980)生まれの女性アーティスト。
東京藝術大学を卒業し、現在は熊本県在住。
イラストレーターとしても活躍し、鮮やかな色彩でしなやかな女性像を描き上げています。

魅惑のニッポン木版画(横浜美術館)

魅惑のニッポン木版画展(横浜美術館)

先日、横浜美術館で開催されている「魅惑のニッポン木版画」展に行ってきました。

横浜美術館

魅惑のニッポン木版画展(横浜美術館)

この展覧会は“ニッポン木版画”とあるように日本の木版画文化を、幕末から現代まで辿ってゆきます。

はじめの浮世絵や千代紙、かるたに団扇、足袋の型紙など、庶民の生活の中に息づいていた幕末・明治の木版画から、西洋由来の印刷技術に取って代わられたものの芸術表現として再評価を受けることになった“創作版画”、“新版画”の興隆、棟方志功、斎藤清らの活躍により芸術の一分野として確固たる地位を築きあげた1950年代以降から、木版画の新たな可能性を模索する現代の作品群へと連なる大きな流れを観て、感じることができるのではないでしょうか。

作品で印象に残ったのは、長谷川潔の「函館港」(1917)。
“マニエール・ノワール”の印象が強い長谷川潔の木版画自体あまり観たことがなかったのですが、この作品は全くの初見(*゚‐゚)
不穏ささえ感じる重たい全体の色調と空の描写に対して、海の清澄な青さと水面の反射、もしくは小波のように見える版の木目が際立って美しく感じられました。

それと不勉強ながら名前さえ存じ上げなかったのがエマ・ボーマン!
後で調べてみるとオースリア出身(1887-1974)の女性版画家で、ヨーロッパ、アメリカ、アジアを巡って作品を描いていて、日展にも入選しているとのことで驚きましたヽ(`Д´)ノ
展示されていたのは千葉の川崎製鉄所と、二重橋の前で行われている出初式の様子を描いたもの。
どちらも黒一色で摺られていて、木口木版と思ってしまうほどの細密さと、木版らしいシンプルな造型が同居しているのが面白いですね(´∀`)

日本の木版画の理解が深まる展覧会なので、是非行ってみてください。

図録は竹久夢二の千代紙(木版ではありません)が貼ってあるかわいいデザインです。
「魅惑のニッポン木版画」展図録

written by Teru

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横浜美術館
「魅惑のニッポン木版画」(→公式サイト

会期2014年3月1日(土)~ 2014年5月25日(日)
毎週木曜日休館 開館時間10:00 ~ 18:00
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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【新入荷】池田満寿夫 山中雪人 柳原義達 清塚紀子 灘本唯人作品

日本を代表するマルチアーティスト・池田満寿夫と彫刻家・柳原義達、イラストレーター・灘本唯人らの版画作品に、日本画家・山中雪人の自筆画、版画家・清塚紀子のミクストメディア作品が入荷しました。

池田満寿夫「天女乱舞・D」
天女乱舞・D / 池田満寿夫

 

池田満寿夫「顔の中の女・4」
顔の中の女・4 / 池田満寿夫

 

山中雪人「自筆画 釈尊図(仮)」
自筆画 釈尊図(仮) / 山中雪人

 

柳原義達「裸婦」
裸婦 / 柳原義達

 

清塚紀子「「航跡1989」シリーズより」
「航跡1989」シリーズより / 清塚紀子

 

灘本唯人「作品」
作品 / 灘本唯人

【新入荷】清原啓子 カンディンスキー 山本鼎 川上澄生 他美術書多数

夭折の銅版画家・清原啓子の作品集をはじめ、山本鼎、川上澄生、ワシリー・カンディンスキー、ヘンリー・ミラーなど、美術書籍が多数入荷しました。

清原啓子作品集 / 深沢幸雄監修

[英]ワシリー・カンディンスキー 彩られた人生 レンバッハコレクション / Vivian Endicott Barnett,Helmut Friedel

美術家の欠伸 / 山本鼎

絵画の魔術師 ヘンリー・ミラー / 久保貞次郎/野坂昭如編

版画集 前田藤四郎

田園抒情 古川龍生木版全集 / 久保貞次郎編

版画 / 川上澄生

没後15年記念 長谷川潔展 その、言語を超えた精神世界

ルノワール 異端児から巨匠への道 1870-1892

カンディンスキー展(東京国立近代美術館)

マルク・シャガール / ギャラリー エンリコ・ナヴァラ

ムンク版画展 エプスティーンコレクション

ムンク版画展(北海道立近代美術館)

20世紀初頭の美術と舞踏 ダンス!

建築=幻想のイタリアの巨匠 ピラネージ 版画展

斎藤清展(神奈川県立近代美術館) 毛筆署名入

生誕100年記念展 長谷川潔の世界

特別展 恩地孝四郎(渋谷区立松濤美術館)

恩地孝四郎展(ドゥファミリィ美術館)

恩地孝四郎の油絵展

銅版画の巨匠 浜口陽三展

文化勲章受賞記念 棟方志功展

畦地梅太郎展展示目録 とぼとぼ50年

日本近代版画60年の歩み 永瀬義郎自選版画集

近代日本の木版画

美しき日本の絵はがき展 ボストン美術館所蔵 ローダー・コレクション

小村雪岱(埼玉県立近代美術館)

芸術新潮 特集:小村雪岱を知ってますか?

名嘉睦稔木版画集 南島 Southern Island

木のぬくもりから生まれる 金子誠治展

風の肖像 佐伯義郎画集

北岡文雄画文集 版木のなかの風景

近代から現代へ 木版画の革新 恩地孝四郎から萩原英雄まで

版画芸術別冊 版画年鑑 1999

日本の眼と空間 II 近代の趣味:装飾とエロス 1900-1945

特別展 花

生きている人形芝居展 みちのくから沖縄まで日本縦断

日本美の精華 琳派

宮廷のみやび 近衛家1000年の名宝展

聖徳太子展

日本の美術にみる 展覧会「桜」

生誕290年 木喰展 庶民の信仰・微笑仏

サントリー美術館名品展 日本美術の精華

藤山コレクション図録 / 藤山愛一郎

玉堂美術館 開館30周年記念展 / 川合三男編

一本の釘 / 平賀亀祐

佐久間顕一作品集 合掌童子

美濃古陶 / 大阪市立美術館 徳川美術館 根津美術館編

ひげべら

看板とちらし

古瀬戸 / 徳川美術館 根津美術館編

護符・祈りの版画 神札と寺札 熊谷清司コレクションを中心に

版画 制作と鑑賞のすすめ / 徳力富吉郎

世界の技法シリーズ ビュラン(彫刻銅版画) / ミシェル・テラポン著 川合昭三訳

世界の技法シリーズ リトグラフィ(石版画) / ルネ・ロッシュ著 川合昭三訳

世界の技法シリーズ 西洋木版画 / ハインリッヒ・ルムペン著 川合昭三訳

カラー版 世界版画史 / 青木茂監修

版画入門 基礎・実作・応用 / 西嶋勝之

キヨッソーネと近世日本画里帰り展

スプリングフィールド美術館秘蔵浮世絵名品展

ロマン・ムック(2) 江戸のデザイン 木版摺りの華麗な意匠

江戸の板画 甦える美 / 渋井清

ある浮世絵師の遺産 高見澤遠治のおぼえ書 / 高見澤たか子

江戸の銅版画 新潮選書 / 菅野陽

[独]浮世絵 / Friedrich W.Heckmanns

秘蔵版 歌麿 / 歌麿研究会編

喜多川歌麿展(千葉市美術館)

浮世絵の名品・東海道五十三次 広重と国貞

定本・浮世絵春画名品集成(1) 北斎 縁結出雲杉 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(2) 歌麿 絵本小町引 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(3) 湖龍斎 色道取組十二番 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(4)重信 柳の嵐 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(6) 国貞 戀のやつふぢ / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(7) 北斎 東にしき / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(8) 国貞 春色初音之六女 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(12) 国芳 華古与見 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(13) 北斎 つひの雛形 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(15) 歌麿 ねがひの糸ぐち / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(17) 秘画絵巻 小柴垣草子 / 林美一 リチャード・レイン監修

定本・浮世絵春画名品集成(20) 師宣 恋の極み / 林美一 リチャード・レイン 監修

芸術論叢書 複製技術時代の芸術 / ヴァルター・ベンヤミン著 川村二郎他訳

【新入荷】児玉幸雄 油彩画

洋画家・児玉幸雄の油彩画が入荷しました。

児玉幸雄「静物」
児玉幸雄「静物」

 

児玉幸雄は大正5年(1916)に大阪で生まれ、関西学院大学在学中、田村孝之介に師事し、主に二科展、二紀展で活躍。
昭和32年(1957)年の渡欧以後は、たびたびヨーロッパを訪れ、その美しい街並みや市井の人々の活気溢れる姿を描き続けました。
特徴である丁寧に塗り重ねられた重厚なマチエールで表現された物質の存在感はこちらの作品でも際立っています。

児玉幸雄

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