本日10月26日(土)から、第54回 東京名物神田古本まつりが始まりました!
が、あいにくのお天気で本日の“青空掘り出し市”は残念ながら中止となりました (T-T )
明日は、10:00開始予定です。よろしくお願いします!
2013 10月 : お知らせ & ブログ | 浮世絵・版画・美術書の専門店 山田書店美術部
2013/10/26
本日10月26日(土)から、第54回 東京名物神田古本まつりが始まりました!
が、あいにくのお天気で本日の“青空掘り出し市”は残念ながら中止となりました (T-T )
明日は、10:00開始予定です。よろしくお願いします!
2013/10/24
“現代の浮世絵師” 版画家・弦屋光溪の新作が完成しました。
今作は弦屋氏が長年温めていた、宮廷画家アルチンボルドへのオマ
弦屋光溪「〈アルチンボルドに捧ぐ五題〉の内 猫」
作家言など詳細はこちらをご覧ください→
https://www.yamada-shoten.com/
2013/10/19
神田古書店連盟発行の「神保町ガイドブック Vol.4」が発行されました!
今年の表紙はすごくポップですね。
もちろん山田書店もちゃんと掲載されております(=^▽^=)ノ
ガイドブック掲載の作品もオンラインストアにアップしましたので、こちらもご覧ください。
※メルちゃんシリーズは完売しました。
村上隆 「プレイスマット」 ※ブルックリンミュージアムで開催された「(c)murakami」のVIPパーティで配られた非売品。
2013/10/19
2013/10/18
先週末、愛犬を連れて奥多摩の御岳山に行ってきました。
目的は御神狗が祀られているという 武蔵御嶽神社 への参拝です。
愛犬と車に乗り、都心から約2時間+駐車場待ち時間(1時間)を費やし、御岳登山鉄道滝本駅に到着!
待つこと数分、こちらがケーブルカー日出号(もう一両青い車両もあります)。
アナウンスによると120名近く乗れるそうです。
6分で標高800m地点まで行くので、どんどん登っていきます。
ペット用スペースは登りも下りも最後尾になるので、登りの車内は絶好の撮影スポットになってました。
標高831m地点の御岳平の広場を眺めると至るところに犬連れの方が(*^ェ^*)
全行程を通じて愛犬と同じダックスフンドは特に多かった気がします。
御岳平からは都心がよく見えるので、矢印のところにはスカイツリーが!
宿坊エリア、さらに商店街を抜け、ようやく大鳥居に到着!
ここから神社までは石段が続くので、階段の登り降りが出来ない愛犬を抱え登ります(^_^;
HPの鳥瞰図よりもかなり登った感じがしましたが、武蔵御嶽神社に到着。
拝殿まで長い行列が続きます。
愛犬のご祈祷をしてもらい、お守りも購入し、最後は本殿の先にある、御神狗が祀られている大口真神社へ。
大口真神社の脇には凛々しい狼が。
大口真神社のある地点が標高929mの御岳山頂上です。
出発前は武蔵御嶽神社から長尾平ぐらいまでは行こうかと思っていたのですが、思ったよりも時間がかかってしまったので、お年寄りな愛犬の疲れも考えて帰路につくことにしました。
↑もう月が見えました。
下りのケーブルカーも30分ほど並びました(-_-;)
登山に行くと犬連れはあまり歓迎されないというお話もありますが、御岳山は本当に犬だらけと言っていいぐらい犬連れの方が多いので、気兼ねなく来れるのが良いですね。
犬と気軽に登るのにオススメだと思います(=^▽^=)ノ
written by Teru
2013/10/12
様々な花鳥画を網羅した学習研究社発行の大型本「花鳥画の世界」(全11巻の内10巻)他、佐藤忠良、脇田和、児島善三郎の作品集、最新のものを含む展覧会図録などが入荷しました。
【花鳥画の世界(学習研究社)】
花鳥画の世界(2) 水墨の花と鳥 室町の花鳥 / 金澤弘/河合正朝編
花鳥画の世界(3)(4) 絢爛たる大画 桃山前期の花鳥Ⅰ 桃山後期の花鳥Ⅱ / 武田恒夫/狩野博幸/脇坂淳/田中敏雄編
花鳥画の世界(5) 瀟洒な装飾美 江戸初期の花鳥 / 小林忠/村重寧編
花鳥画の世界(6)(7) 京派の意匠 江戸中期の花鳥Ⅰ 文雅の花・綺想の鳥 江戸中期の花鳥Ⅱ / 佐々木丞平/辻惟雄編
花鳥画の世界(8) 幕末の百花譜 江戸末期の花鳥 / 河野元昭編
花鳥画の世界(9) 伝統と近代装飾 明治・大正・昭和の花鳥 / 小池賢博編
花鳥画の世界(10) 中国の花鳥画と日本 江戸末期の花鳥 / 西田禎佑/小川裕充編
花鳥画の世界(11) 花鳥画資料集成 / 武田恒夫/辻惟雄編
【画集・作品集】
佐藤忠良 彫刻家 関彰コレクション / 佐藤忠良/笹戸千津子監修
【展覧会図録・カタログ】
印象派を超えて 点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで
【その他】
2013/10/12
昨日10/11より始まった、第24回浮世絵オークションの、一般の方もご入場できる下見会は本日10/12の18:30までになります。
ご興味のある方は是非お越しください。
第24回浮世絵オークションHP http://www.ukiyoe.or.jp/
2013/10/11
渡邊木版美術画舗発行の川瀬巴水カレンダーの2014年度版が入荷しました。
少しだけお安くなっていますので、この機会に是非お求めください!
川瀬巴水 2014年版カレンダー(渡邊木版美術画舗) 定価1,300円 → 1,200円
2013/10/11
小さい頃に「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」 を見て以来、個人的に“深海”というのはすごくワクワクするワードでして、さらに“深海生物”ときたらもう居ても立ってもいられない感じなわけですヽ(`Д´)ノ
そんなわけで、NHKスペシャルのダイオウイカや深海ザメが好評を博し、映画ではカイジュウ=怪獣が現われる(パシフィック・リム)などして、今夏は深海が熱い!などと冗談半分に吹聴していたのですが、それは決して大げさではなかった!
何となく「パシフィック・リム」と大好きな深海モンスター映画「ザ・デプス」の予告編を貼っておきます。
前置きが無駄に長くなってしまいましたが、そんなわけで10/6(日)の最終日になってようやく国立科学博物館の特別展「深海 -挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」へ行ってきました!
上述したような事を言っていましたが、正直なところ夏休みも終わって、わざわざ深海展に足を運ぶ人はそう多くないだろうなどと思っておりまして、閉館1時間前の16時過ぎになって国立科学博物館に到着。
そしてびっくり!何と入館するのに60分待ちとのこと ( ̄□ ̄;)
17時閉館なのに今から60分だったら観る時間が・・・と思ったので、係の方に尋ねると16:30までに並べば、最後の方が入館して1時間程は開場するとのことだったので、安心して列に並びましたが、時間までに私の後も200人ぐらいは続いて並んでいました。
ちなみにファミリー層が多いのかと勝手に思っていたのですが、以外なほどカップルが多くて驚きました。日曜日のデートコースに深海展が組み込まれていたりするのでしょうか?
そんなこんなでほぼ60分並びまして、ようやく入館!
会場はこのような感じになっています。ちなみに目玉のダイオウイカのコーナーは#5です。
プロローグの深海基礎知識的なコーナーを抜けると、目の前にいきなり有人潜水調査船しんかい6500の実物大模型が(゚o゚*)
何てかっこいい!これはテンションが上りました^^
人を乗せて4000m以上潜れる船は世界で7隻しか稼働していないそうです。
左のスラープガンで生物を捕獲する様子も映像が流されていました。
逆サイドはプロジェクターが投影されてスケルトン状態に。
しんかい6500の周囲にも無人調査船ピカソなどいろいろと気になるものが♪
続いて#3の深海生物コーナー。
こちらでは主にホルマリン漬けの深海生物を見ることができました。
中央で出迎えるのはタカアシガニ!
小さい頃にギネスブックで見て以来、見ると無駄にテンションが上ってしまいます。
タカアシガニ周辺の生き物はビジュアルがなかなか強烈 (゚∇゚ )
周囲の壁にもホルマリン漬けの生物が展示されています。
#4はさらに深海の生物と深海の特殊な生態系についての展示です。
クジラの死骸を中心とする生態系は、「NHKスペシャル 謎の海底サメ王国」で見られましたね。
そしていよいよ#5!
いきなりダイオウイカの天敵マッコウクジラが(゚o゚*)
そしてその目の前には・・・
出ましたダイオウイカ!!!
全体像を一枚に収められなかったので、写真をつなげてみました。
先程のマッコウクジラの裏側は器官の分かる断面図になっています。
顎には本物の骨が使われていて、化石好きな私としてはホルマリン漬けよりワクワクしました(*^^*)
目玉のダイオウイカが終わり、途中でラブカなどを見て、向かうはNHKスペシャルの映像を4分にまとめた映像コーナー。
何度も見た映像なのですが、竹中直人さんのナレーションで聞くとまた新鮮でした^^
個人的には潜水シーンのノーカット版が見たい!
←古代魚ラブカ。シーラカンス大好きなのでワクワクします!
第2会場では“深海キッチン”ということで、食卓に上がる深海生物の紹介が、料理のサンプルと一緒に展示されていました。
展示を見終わりミュージアムショップに行くと、各所で話題のリアルサイズのダイオウイカぬいぐろみが(゚o゚*)
大きさ以上にお値段に驚きました・・・会期中に売れたのでしょうか?
図録は完売でしたが、月末には配送してくれるとのことだったので、楽しみです♪
国立科学博物館の次回展示はタルボサウルスの全身骨格が展示される「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」。
今回の反省を踏まえて早めに行ってこようと思います!
written by Teru
2013/10/05
日本のシュルレアリスム運動を代表する画家、古沢岩美が1945年に経験した過酷な浮虜体験を元に制作された銅版画集「修羅餓鬼」が入荷しました。
解説に“戦地で見た悪夢と戦慄の異常な光景を凄絶な地獄絵図として蘇らせ”とありますが、全30図は正に戦慄を覚え、目を背けたくなる苛烈さが表現された作品です。
全30図+扉絵を見られるGIFアニメーションを作りましたので、ご覧ください。
その他、日本の祭りを描き続ける版画家・田中正秋、小野竹喬の作品が入荷しています。
2013/10/05
TOHOシネマズ六本木で観てきた、9月27日(金)からの2週間、首都圏で限定公開されている映画「クロニクル」(ジョシュ・トランク監督)が最高に良かったのでご紹介します!
超能力を得た高校生3人組の物語なのですが、この作品はモキュメンタリー的な手法(“ファウンド・フッテージ”というそうです)で撮影されていて、力を得た後の主人公アンドリュー(デイン・デハーン)、マット(アレックス・ラッセル)、スティーブ(マイケル・B・ジョーダン)の仲良し高校生的日常に混ぜてもらっている感覚がするのがすごく良いですね。
各キャラクターがカメラ(観客)に向かって語りかけてくるので、彼らにどんどん感情移入してしまい、ラストはもう痛々しくて見ていられなかったです。
大友克洋監督「AKIRA」が大きな影響を与えているということで、ラストは「鉄雄ーーー!」って叫びたくなりましたよヽ(`Д´)ノ
唯一の不満点はパンフレットが販売されていないこと!何とかならないものでしょうか・・・。
こんなに面白い映画が限定公開なんてありえない!と思っていたら、10/12(土)から大阪、福岡などに拡大されるそうです。
“オトクロニクル”キャンペーンということで、1,000円で観られるのも嬉しいですね!
余談ですが、アンドリューの父親の顔を何処かで見たと思っていたら、エンドロールで「特命捜査班レッドセル」でプロフェットを演じたマイケル・ケリーと分かってスッキリ(^o^)
written by Teru
2013/10/04
昨晩、国立新美術館で本日から公開されている「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」展の内覧会へ行ってきました。
18:30開始だったので、黒川紀章さんの設計で有名な美術館がライトアップされていて圧巻です。
普段あまり入ることのない夜の美術館ということも相まってワクワクします。
会場には既に大勢の人が!少し間をおいてから中へ。
会場に入ると、まずはクロード・モネやアルフレッド・シスレー、カミーユ・ピサロと印象派の絵画が並びます。
このあたりは印象派展といった感じですが、その先からいよいよ分割主義の作品です。
“分割主義”という言葉はあまり聞き慣れないですが、原色または原色に近い色を隣合わせることで、絵の具の混色を避けた手法を指します。
補色同士(例えば赤と緑など)が隣合うと鮮やかさが増すというわけです。
色を混ぜれば混ぜるほど、暗灰色になることは、絵を描く人であれば誰もが痛感することではないでしょうか。
私自身も、思った色が出せずに暗灰色を何度も作りました・・・。
懐かしさに浸りつつ見ていくと、ジョルジュ・スーラの「マフをはめた婦人」というデッサンがあります(下の写真中央のポストカードの作品です)。
紙の凸部分にのみコンテ・クレヨンをのせることで、凹部分は紙がそのままの状態で残り、光を感じさせます。
この作品は、とてもスーラらしさが出ていて好きです。
今回の展覧会は「クレラー=ミュラー美術館」所蔵のものが中心のため、ゴッホをはじめ、ジョルジュ・スーラたちに影響を受けたオランダの分割主義の画家たちの作品が多数出品されていてなかなかお目にかかれないとのことです。
最後の展示室にはピート・モンドリアンの作品があります。
モンドリアンもフランスの点描主義に影響を受けたそうです。「赤と黄と青のあるコンポジション」という作品が一番最後に展示されていますが、色の三原色(赤・青・黄)を象徴しているようで素敵な締めくくりです。
ちなみに三原色は互いに補色関係にあり、例えば赤と青を混ぜると黄色の補色の紫になります。
別のパターンで混ぜても補色になるのです。驚きですよね。
帰り道に東京ミッドタウンの中を通ると、ひよこ(※本物ではありません)でできたオブジェに出会いました。
バレリーナでしょうか?ひよこの湖?ちゃんと人物の表情も出ていますね!
芸術の秋ですね~。
written by K.N
2013/10/03
毎年人気の竹久夢二カレンダーの2014年版が入荷しました。
2種類とも定価よりかなりお安くなっていますので、この機会に是非!
大正ロマン 竹久夢二暦 2014年版カレンダー(港屋ギャラリー) 定価2,100円 → 1,600円(税込)
夢二暦 2014年版カレンダー 定価4,200円 → 3,700円(税込)
カレンダーが流通し始めると、10月にして今年がもう終わったかのような何とも言えない心持ちになります・・・。
2013/10/02
歌舞伎の演目「河庄」の紙屋治兵衛を描いた竹久夢二の木版画「治兵衛のマスク」(みなとや版)が入荷しました。
頬かむりで覆われた顔だけが画面中央に浮くように描かれているので、役者の涼しげな眼差しの魅力が際立っています。
同じく竹久夢二の、松永安生(文化庁指定重要技術保持者)版を含む復刻の木版画が入荷しております。
その他、畦地梅太郎に芹沢銈介の版画、横山一夢の木彫、菱川春宣の浮世絵が入荷しております。