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【新入荷】 書窓(恩地孝四郎編) 竹久夢二豆本 合田佐和子銅版画集 他

明日からもう9月。今年の夏も終わりですね。

本日は書窓(恩地孝四郎編)や竹久夢二の豆本、合田佐和子銅版画集、浮世絵売立目録の他、作品集、展覧会カタログなど多数入荷しました。

 

「書窓」は装幀家としても知られている恩地孝四郎が、昭和10年(1935)4月に発行された創刊号から、昭和19年(1944)6月の終刊号まで通巻103号にわたり編集を担当した愛書誌です。
毎号の表紙は恩地孝四郎図案の色刷りで、有名版画家(棟方志功、関野凖一郎、藤森静雄、武井武雄、平塚運一、逸見享など)による版画が綴じ込まれ、多彩な執筆陣による記事も読み応え十分です。

恩地孝四郎編「書窓」

書窓 第2巻第5号 印刷研究特集

書窓 第3巻第1号 出版創作特集

書窓 第3巻4号 特集:詩集の挿絵

書窓 第3巻第5号

書窓 第5巻4号 創作蔵書票特集

書窓 第7巻1号 特集:現代書物文化

書窓 第7巻4号 特集:学芸随筆

 

その他いろいろ入荷しております^^

新入荷

竹久夢二 木版豆本「猫」 / 竹久不二彦編

銅版画集 銀幕 / 合田佐和子

春峯庵什襲浮世絵展観入札目録 并某家新蔵品 附:別冊解説書

浮世絵売立目録 / 入札会場:東京館(伊豆)

浮世絵売立目録 / 入札会場:梅川亭(上野公園)

浮世絵売立目録 / 入札会場:三宜亭(上野公園)

浮世絵 江戸人自らの心と姿を写した万華鏡

富岡鐵齋 魁星閣印譜 全2冊 / 富岡益太郎校閲 小高根太郎解説

崋山先生を語る / 鈴木榮之亮編

吉川霊華遺文 / 山田紫光編

雅邦神髄 美術研精会創立15年紀念 / 鹽田力蔵編

山本丘人先生追悼13回忌記念文集 幻雪集 / 有川文夫編

南蛮幻想 / 川上澄生画 平野威馬雄文

ゑげれすいろは人物 / 川上澄生画 平野威馬雄文

柳川春葉 新聞小説切抜き かたおもひ 第121-280話

菊池幽芳 新聞小説切抜き 小ゆき 1-38話

特別展 美人画の誕生

巧藝画目録 / 大塚巧藝社

マン・レイの素描 ポール・エリュアールの挿詩 自由な手・抄 / 瀧口修造訳

版画 80年の軌跡 明治初年から昭和20年まで 第2部

版画を築いた人々 自伝的日本近代版画史 / 関野凖一郎

籔内佐斗司作品集 大博物誌

籔内佐斗司の全仕事 FOR THE PUBLIC 1

丁紹光版画全作品集 1986-1994

アトリエからの眺め / 小泉淳作

斎藤真一作品集 1941-1979

ミズ作品集 MIZU 1974-1989

画集 紅と灰色 / 曽宮一念

中村正義の書と墨彩展 筆意にたくす魂の叫び

中村正義風景画展

手塚雄二展 慈光の彼方に

椿貞雄展 / 船橋西武美術館

詩情の画家 小茂田青樹展

相原求一朗の世界展 自然の詩情

北の情感 相原求一朗の世界 川越市寄贈絵画による

内なる風土 相原求一朗の世界を顧みて

中村彜 / 中村会刊行

没後百五十年 頼山陽展

岩佐又兵衛展 / 福井県立美術館

生誕300年記念 白隠・禅と芸術展

墨美 白隠墨蹟(老年期/壮年期/最晩年) No.77・78・79号

墨美 近世高僧墨蹟-A氏コレクション- №270

人間国宝の日常のうつわ もう一つの富本憲吉

珠玉の陶芸 板谷波山展

川喜田半泥子展 / 松屋銀座他

古陶磁の蝶文様 / 舞鶴一

中国陶磁名品展 安宅コレクション

[独]ドイツ表現主義の版画

[仏]マーグ工房 ジョルジュ・ブラック版画作品集

【新入荷】 村上隆 中村友紀 樋口千登世 マヤマックス 籔内佐斗司 他

現代アート作品が多数入荷しました。
ギャラリー内もにわかにポップな雰囲気となっています^^

現代アート作品が多数入荷!

村上隆「And then, and then and then and then and then / Hello」

中村友紀「世界は無限に広がっていく」

中村友紀「発光する風景

樋口千登世(西田多希)「なつかしい場所で」

MAYA MAXX(マヤマックス)「自筆画 メルちゃん」

MAYA MAXX(マヤマックス)「自筆画 メルちゃん」

MAYA MAXX(マヤマックス)「自筆画 メルちゃん」

MAYA MAXX(マヤマックス)「自筆画 メルちゃん」

MAYA MAXX(マヤマックス)「自筆画 メルちゃん」

籔内佐斗司「文鎮 らぶ(金)」

橋口五葉監修「歌麿名畫集 第一輯・第二輯 【復刻版】」

大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-(三井記念美術館)

横須賀美術館、そごう美術館に続き、3大妖怪展(勝手なネーミング -_-;)最後の一つ、三井記念美術館で催されている「大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-」を観に行ってきました!

大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-(三井記念美術館)

 

三井記念美術館は、東京メトロの駅から地下道を使って行けるので、夏でもアクセスが容易で良いですね^^
日曜日に行ったのですが、美術館のホームページで書かれている通り、館内はなかなか混みあっていました。

 

三井記念美術館

横須賀美術館やそごう美術館の妖怪展が、主に作品及び作家がフォーカスされていたのに対して、こちらは描かれている妖怪がフォーカスされているように思いました。
平田篤胤や井上円了、柳田国男らの妖怪研究まで取り上げられていたのは驚きました。
能や物語などに登場する様々な妖怪の顛末や、“~丸”(刀や船、鼓など)と名を付ける擬人化はアニミズム的思想が背景に有り、そこから付喪へと発展していくという話は興味深かったです。
最近、軍艦を擬人化させた「艦隊これくしょん」というゲームが人気だそうですが、昔は妖怪になったものが、現在では女性のキャラクターとして描かれるようになっているというのは考えてみると面白いですね^^

「百鬼夜行図」で一体一体の妖怪の名が紹介されているのも分かりやすくて素晴らしい試みでしたね(笙の妖怪などは教えてもらわないと気が付きませんでした)。
他にも「画図百鬼夜行」や「百器徒然袋」、「桃山人夜話」などの和本を多く観ることが出来、ラストの水木しげるの自筆画群もボリュームがあって大満足でした!

三つの美術館で開催されている妖怪展を観てきましたが、どれも独自の切り口で取り上げていて、全て観る事で妖怪というものの理解が少し深まった気がします。
横須賀美術館の「日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで」そごう美術館の「幽霊・妖怪画大全集」、そして三井記念美術館の「大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-」はいずれも会期が9/1(日)までとなっていますので、是非行ってみてください。

「大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-」図録

written by Teru

幽霊・妖怪画大全集(そごう美術館)

横須賀美術館の「日本の「妖怪」を追え!」展に続いて、横浜のそごう美術館で開催されている「幽霊・妖怪画大全集」展へも行ってきました!

幽霊・妖怪画大全集(そごう美術館)

 

そごう美術館は横浜駅と直結しているそごう横浜店内にあるので、アクセスし易くていいですね^^

幽霊・妖怪画大全集(そごう美術館)

こちらは福岡市博物館所蔵の吉川観方コレクションを中心に、肉筆画が中心の展覧会です。

横須賀美術館の展覧会が時代を分けて妖怪表現の変遷を辿るものだったのに対して、こちらは骸骨や幽霊、鬼など描かれているものごとに展示されています。

見所は何と言っても、円山応挙、渓斎英泉、河鍋暁斎、谷文晁、橋本関雪らが連なる、圧巻の肉筆幽霊画34点!
応挙以降、幽霊画にはある程度のフォーマットがあったそうですが、その中でも画家ごとに独自の視点があってとても面白かったです。
小林永濯の「お菊の亡霊図」や、小林清親の「四季幽霊図」などはしっとりした情感があって素敵でした。

他にも魅力的な作品が沢山あるのですが、その中でも佐脇崇之の「百怪図巻」がイチオシ!
あの「画図百鬼夜行」を描いた鳥山石燕が大いに参考にしたという、30の妖怪を描いた肉筆絵巻物。
展示スペースの関係で後半の7体分しか見れなかったのは残念でしたが、目ひとつぼう、ゆふれい、ふらり火、ゆき女、野狐、猫また(かわいい!)、かみきりはどれも素晴らしかったです。
個人的にはこれだけでも一見の価値有りだと思います。

こちらも横須賀美術館の展示と同じく、会期は9/1までなので、是非行ってみてください(*^ェ^)ノ

「幽霊・妖怪画大全集」図録

written by Teru

日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで(横須賀美術館)

日本の夏、妖怪の夏♪というわけで(どういうわけ?)、今年の夏は妖怪関連の展覧会が充実しておりまして、横須賀美術館そごう美術館三井記念美術館でそれぞれ特色のある妖怪展が催されています。
三館では観覧料の相互割引が行われていますので、夏休み中に是非三館制覇を!と目論んでいましたが、まだ一館行けていないので、何とか今月中に行こうと思います!!

前口上が長くなってしまいましたが、夏休み中に横須賀美術館に『日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで』を観に行ってきました^^

日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで

 

この日は朝早くに姪や愛犬らを伴って出掛けましたが、海水浴に来ている方々も多く、美術館は既に賑わっていました。
横須賀美術館は目の前に青い海が広がる素敵なロケーションですが、真夏は特に最高ですね^^
横須賀美術館

今回の展覧会は「妖怪」という表現を、私も大好きな京極夏彦の京極堂シリーズ(私は「陰摩羅鬼の瑕」が好き・・・やっぱり「魍魎の匣」?いや「鉄鼠の檻」も・・・)でもお馴染みの鳥山石燕「画図百鬼夜行」から始まり、北斎や国芳、芳年らの浮世絵、水木しげるの妖怪画から、現代アートへと至る表現の変化が興味深かったです。

「妖怪」は、近世の人々が抱いていた姿の見えない恐れや不安の対象に姿形を与え広まった、ある種の共同幻想だという話を聞いたことがありますが、現代アートの方は共同幻想というよりも、作家のパーソナルなものから生まれている表現なので、その感覚を共有できていない私は「妖怪」という言葉の範疇に含めづらいのかも?などと考えるのも楽しかったですね。

余談ですが、一緒に連れて行ったかなり怖がりな3歳の姪も、浮世絵や小川芋銭の絵は楽しそうに見ておりまして、特に看板にもなっている国芳の「相馬の古内裏」に至っては“白いくるくる”(肋骨を捉える感性に感心しました)と呼んで、少し進むたびにまた見たいと言い出し、何度も戻る程でした(^-^

会期は9/1までで、横須賀美術館は本当に夏にぴったりなロケーションなので、是非行ってみてください♪

日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで(横須賀美術館)図録

スタンプラリー
館内にはこんなスタンプラリーも。

 

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▼おまけ(横須賀美術館を堪能しました^^)

横須賀美術館にて
一緒に連れて行った愛犬も潮風に当たりながら広い芝生を歩いて楽しそうでしたU^ェ^U

横須賀美術館にて
姪も大はしゃぎ!

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屋上にて。

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素晴らしい眺め♪

ゲゲゲの鬼太郎グッズ
姪にねだられて「ゲゲゲの鬼太郎」グッズを購入。

ゲゲゲの鬼太郎グッズ
妖怪メモと一反木綿を模したペン。
上はレストランで出されていた目玉をイメージしているというバジルシードを使ったデザートです。

若林奮の彫刻「ヴァリーズ」の谷底を歩く。
若林奮の彫刻「ヴァリーズ」の谷底を歩く。

written by Teru

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